ひふみ整骨院ブログ

腰痛の病態 ④仙腸関節性腰痛とは

2023.11.09
カテゴリー:腰痛

こんにちは!

ひふみ整骨院です😀

今回は腰痛の病態シリーズその④として仙腸関節性腰痛について解説していきます。

 

仙腸関節性腰痛とは骨盤にある仙腸関節という関節が痛みの原因となって起こる腰痛です。

腰や臀部に痛みがある人の約15%は仙腸関節性腰痛だといわれています。

 

仙腸関節とは

骨盤にある腸骨と仙骨という骨をつないでいる関節です。

いくつかの靭帯でとても強く固定されているので、動きはとても小さいといわれています。

上半身の重さを支えたり、地面からの衝撃を吸収するなどの働きをしています。

尻もちをついたりして仙腸関節に急激に大きな力が加わったり、仙腸関節がうまくかみ合っていない状態で生活を続けていると仙腸関節性腰痛になる可能性があります。

 

 

症状

・仙腸関節周囲の痛み

・臀部や鼠径部、足の痛み

・前かがみや、腰を反らす動きで痛む

・しゃがみこんで作業をすると痛む

・椅子に座っていると痛む(正座では痛まないことが多い)

などがあげられます。

仙腸関節以外の場所に痛みが出ることも多いので、腰椎椎間板ヘルニアと症状が似ているため、見逃されてしまうことも多い病態です。

原因

・強くしりもちをつく

・中腰姿勢での長時間の作業

・腰をひねったりなどの動きを繰り返す

・妊娠、出産により仙腸関節周囲の靭帯に負担をかける

・骨盤周囲の筋力低下により仙腸関節が不安定になる

などがあげられます。

仙腸関節を安定させるための筋力の強化、骨盤周囲の筋肉の柔軟性・股関節の柔軟性を高めることが仙腸関節性腰痛の改善に繋がります。

 

仙腸関節性腰痛対策エクササイズ!

お尻にある大殿筋という筋肉は仙腸関節をまたぐため、仙腸関節を安定化させるためにとても重要です。

こちらのトレーニングで大殿筋をしっかり使えるようにしましょう。

普段大殿筋をうまく使えていない人は腰や骨盤が動きすぎてしまうかもしれません。

動きは小さくてもいいので、腰が反らないよう、お尻にしっかり刺激が入るように行いましょう。

 

こちらのトレーニングは大殿筋の筋力を強くすることができます。

こちらも腰が反らないように気をつけましょう。

妊婦さんでもできるトレーニングです。

妊娠中で腰痛がある方にもおすすめです。

 

今回挙げたこと以外にも仙腸関節性腰痛になる原因や、仙腸関節性腰痛の改善方法などはさまざまあります。

腰痛の症状をなくすことはとても難しいですが、しっかりと評価、判断をし適切な施術や運動などを行えば改善することはできます。

仙腸関節性腰痛に心当たりのある方は是非一度専門家にご相談ください。

 

 


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この記事を書いた人

院長 吉川 慧吾(よしかわ けいご)

保有資格:柔道整復師

ひふみ整骨院院長の吉川慧吾です。当院では日常生活の動作チェックや姿勢撮影で痛みや不調の原因を可視化して患者様にもカラダの状態をご理解頂いた上で施術を行います。痛みや不調でお悩みの方は、是非ご相談ください。

柔道整復師免許証
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