その腰痛危険かも!? 腰痛のレッドフラッグサイン
こんにちは!
ひふみ整骨院です😊
腰痛の中には生命にもかかわる危険な疾患があることをご存知ですか?
今回は危険な腰痛について紹介していきます。
レッドフラッグサインとは
生命にかかわる重大なサインのことです。
医療では「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」を意味します。
ただの腰痛だと思っても実はとても危険な腰痛である可能性もあります。
腰痛のレッドフラッグサイン
腰痛診療ガイドラインでは以下の項目を腰痛のレッドフラッグサインとして挙げています。
・発症年齢が20歳未満、または50歳以上
・時間や活動性に関係のない腰痛(安静時の痛み)
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲に及ぶ神経症状
・構築性脊柱変形(円背や側弯など)
・発熱
レッドフラッグサインで疑われる疾患
・腰椎の骨折
・骨髄炎などの感染症
・強直性脊椎炎などの脊椎関節症
・腹部大動脈瘤などの血管系の疾患
・尿管結石などの腎、泌尿器の疾患
・急性膵炎などの消化器系の疾患
・前立腺炎や子宮内膜症などの骨盤内臓器の疾患
・悪性腫瘍
などなど、レッドフラッグサインに当てはまる症状がある場合は、さまざまな重大な疾患がある可能性があります。
レッドフラッグサインに当てはまる症状がある場合や、疑いがある場合は速やかに医療機関を受診してください。
ただの腰痛だと思って放っておくと大変なことになってしまうかもしれません。
できればレッドフラッグサインを覚えてほしいですが、なかなかすべてを覚えるのは大変だと思います。
ただ、腰痛にも生命にかかわる重大な疾患があるということはしっかりと覚えていただけると幸いです。