ニーイン・トゥアウトって知っていますか? 膝の痛みを防ぐためにできること
ニーイン・トゥアウトってなんだ?
こんにちは。
ひふみ整骨院です😄
膝の痛みの原因にニーイン・トゥアウトという動きのクセがあります。
普段の歩き方や階段の上り下り、立ち仕事や運転のあとに「膝が重い・痛い」と感じたことはありませんか?
その背景にはニーイン・トゥアウトが関係していることがあります。
今回はニーイン・トゥアウトについて紹介していきます。
ニーイン・トゥアウトとは
簡単にいうと
・膝(knee)が内に入る(in)
・つま先(toe)が外を向く(out)
この2つが同時に起こっている状態を指します。
本来は膝とつま先がまっすぐ同じ方向を向いているのが理想的です。
階段の上り下りやしゃがむ動作、日常の歩行、ジャンプの着地やランニングで起こりやすいのが特徴です。
どうして起こるの?
・股関節まわり(特にお尻の筋肉)の筋力不足
・太ももの内側ばかりを使っている
・足首が硬くスムーズに動かない
・座り方や立ち方など日常生活のクセ
運動不足や長時間のデスクワークによる筋力低下も大きく影響します。
放っておくとどうなる?
膝が内に入りやすい動きを繰り返すと、膝や膝以外の様々な筋肉に負担がかかります。
・膝の内側の痛み
・階段の上り下りでの違和感
・買い物などで長時間歩いた後の膝のだるさ
・長時間の立ち仕事・運転後の膝の重さ
・膝だけでなく股関節や腰、足首など全身の不調
日常生活での痛みや、スポーツ中のケガに繋がることがあります。
改善・予防のためにできること
股関節を鍛える
お尻の筋肉(中殿筋など)を鍛えることで膝の安定につながります。
・クラムシェル(横向きで膝を開く運動)
👇動画を参考にしてみてください。
・ゴムバンドを使ったサイドステップ
太ももや内もものストレッチ
・太ももの前(大腿四頭筋)のストレッチ
・太ももの内側(内転筋)のストレッチ
足首の柔軟性を高める
・つま先を上に向ける足首の動き(背屈)の可動域が広がると、つま先がまっすぐ向きやすくなります
動きを意識する
・しゃがむ時や階段の上り下りで「膝とつま先を同じ方向」にそろえる
・ジャンプした時に着地で膝が内に入らないように意識する
鏡を見ながら確認すると、より効果的です。
まとめ
ニーイン・トゥアウトは、日常生活やスポーツなどでの「膝の痛みの原因」です。
長時間の立ち仕事やデスクワーク、買い物で歩き過ぎたときに膝に負担を感じる方は要注意です。
「最近膝が重い」「階段を降りると膝が痛い」と感じる方は、一度ご自身の動きをチェックしてみてください。
当院では一人ひとりの姿勢や動きを確認し、痛みを防ぐためのケアを行っていますので、お気軽にご相談ください😊
他に膝の痛みの原因となる変形性膝関節症についてはこちら👇のブログを参考にしてみてください。