ミネラルってなんだ?
こんにちは!
ひふみ整骨院です😊
『ミネラル』一度は聞いたことありますよね。
体に必要なものだということはわかるけど、具体的にどんなものなのかちょっとわかりづらいですよね。
今回はミネラルの中でも不足しがちなものについて解説していきます。
ミネラルとは
ミネラルは5大栄養素の1つで「無機質」ともいい、エネルギーはありませんが、身体の構成成分としてや、神経・筋肉の働き、体液の調整などのために働き、生きていくために欠かせない栄養素です。
不足すると体調不良につなっがたり、様々なパフォーマンスに影響します。
ミネラルはお互いに吸収や働きに影響するため、バランスよくとることが大切です。
そのため、たくさんとればいいというわけではありません。
サプリメントを利用すると過剰摂取になる場合もありますので、食事からとるように心がけましょう。
不足しがちなミネラル
鉄
鉄は全身に酸素を運ぶ赤血球を構成するヘモグロビンの材料で、鉄が不足することで疲れやすい、イライラする、息切れするといった症状が出てきます。
食事からの鉄不足が原因で「鉄欠乏性貧血」という貧血になるリスクもあります。
鉄が不足すると酸素を運ぶ能力も低下するため、脳へのダメージも大きいといわれています。
特に女性や子供の鉄不足が心配されています。
動物性の食品であればレバーやアサリの水煮など、植物性の食品であれば小松菜や豆類などに多く含まれています。
ビタミンCを一緒にとると吸収率を高めてくれます。
カルシウム
カルシウムは骨をつくるのにとても重要で、不足すると骨が十分に成長せず、骨粗鬆症の原因にもなります。
ほかにも歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂・分化、筋肉や神経の働き、血液を固めて出血を防ぐなどに関与しています。
加工食品やインスタント食品に含まれる「リン」は、カルシウムを体外に排出する働きがあります。
また、甘いもののとりすぎもカルシウムを輩出することに繋がるので、これらの食品のとりすぎには気をつけましょう。
牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれます。
カルシウムの吸収を高めるには、ビタミンDが必要です。
ビタミンDを多く含む食品は、魚(イワシ、サンマ、サケ)きのこ(キクラゲ、シイタケ)などがあります。
またビタミンDは、日光を浴びることで体内で生成されるため、外に出て日にあたることも大切です。
マグネシウム
マグネシウムは体内の半分ほどが骨にあり、カルシウムと一緒に働くミネラルです。
エネルギーを作り出す過程や栄養素の合成・分解、神経の働きや酵素の働き、筋肉の働きなどに関わっています。
様々なところで重要な役割を担ってくれています。
マグネシウムが不足すると、生活習慣病(糖尿病、メタボリックシンドローム)になる可能性があり、他にも足のつり、心筋梗塞、不整脈、片頭痛、月経前症候群(PMS)、便秘などの様々な症状を引き起こします。
海藻類や豆類、そば、貝類、穀類に多く含まれています。
亜鉛
亜鉛は細胞を新しく作る時に必要なミネラルです。
髪を丈夫にする、子供の身長を伸ばすなど、成長にも関わっています。
舌にある味蕾の新陳代謝にも関わっているので、亜鉛が不足すると味を感じづらくなってしまう可能性もあります。
体内の亜鉛は約20%が肌にあるので、湿疹、かぶれ、口内炎などの症状は亜鉛不足によるものかもしれません。
魚介類や肉類などたんぱく質が豊富な食品に多く含まれていて、特に牡蠣にとても多く含まれています。
今回紹介したミネラルが含まれる食品をしっかりとれていますか?
不足していそうなものを意識してとることで、より健康に過ごせるかもしれません。
今日からミネラルを意識してみましょう!